Jovian-Cinephile1002’s blog

古今東西の映画のレビューを、備忘録も兼ねて、徒然なるままに行っていきます

『 口に関するアンケート 』 -人を呪わば穴二つ-

口に関するアンケート 40点
2026年7月19日 MOVIXあまがさきにて鑑賞
出演:板垣李光人 吉川愛
監督:清水崇

 

夏恒例の糞ホラーだと思い、貯まっていたポイントを使って鑑賞。

あらすじ

翔太(板垣李光人)は友人の杏(吉川愛)たちと共に「呪われた木」への肝試しを行う。しかしその翌日、杏が行方をくらましてしまう。同時に、翔太たちの周囲で怪異が起こり始め・・・

 

ポジティブ・サイド

呪いが客観的に存在するのではなく、人間が呪いを作り出しているという観点は面白かった。そういう意味では本作は『 ズーム/見えない参加者 』に似ているともいえる。

 

呪いを客観的に調べる刑事と記者の存在が、本作をホラーだけではなくミステリ風味にしている点もよかった。A→Bなのか、それとも実はB→Aなのかと惑わせるところは『 近畿地方のある場所について 』(小説)の方を思い起こさせた。

 

ネガティブ・サイド

いつまで貞子の呪縛に日本のホラー映画は縛られ続けるのか。そういうビジュアルの怪異が登場しただけで萎えるホラーファンは国内だけで数十万人はいるのではないか。

 

また、主要キャラクターが一人ひとり独白をするが、『 十二人の死にたい子どもたち 』にそっくり。ということは、その独白の内容がゴニョゴニョというのは誰でも予想がつくことで、実際にそうだった。もうちょっとオリジナリティがほしい。

 

とある昆虫がフィーチャーされているが、これはもしかして日野日出志の某作品の影響(パクリ)なのか?また木が重要なモチーフになるところは『 樹海村 』や『 禍禍女 』が先行しており、やはりオリジナルとは言えなかった。

 

総評

可もなく不可もなしのホラー。夏恒例の糞ホラーとまでは言えない。ある意味正統派のデートムービーとも言えそう。実際に観客の大半は若いカップルだった。そういう世代には刺さるのかもしれない。教訓は「口は災いの元」。軽々に「死ね」などと口走らないようにしたいものである。

 

Jovian先生のワンポイント英会話レッスン

go missing

形だけ見れば go shopping や go fishing とそっくりだが、これは実は「行方不明になる」という意味。戦争関係の記事では go missing in action のように、「作戦中に行方不明になる」のように使われる。人や物が見当たらなくなった時に普通に使う表現なので、中級者以上は知っておきたい。

 

次に劇場鑑賞したい映画

『 ブリング・ハー・バック 』
『 隣人たち 』
『 チルド 』

 

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