Jovian-Cinephile1002’s blog

古今東西の映画のレビューを、備忘録も兼ねて、徒然なるままに行っていきます

安田顕

『 私はいったい、何と闘っているのか 』 -男の独り相撲の見事な映像化-

私はいったい、何と闘っているのか 70点2021年12月25日 塚口サンサン劇場にて鑑賞出演:安田顕 小池栄子監督:李闘士男 『 家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。 』と同じ監督、脚本、主演の本作。男という哀れな生き物の脳内を見事に描き出すとと…

『 ホテルローヤル 』 -細部の描写に難あり-

ホテルローヤル 40点2020年11月16日 MOVIXあまがさきにて鑑賞出演:波瑠 安田顕 松山ケンイチ監督:武正晴 武正晴監督は、基本的に可もなく不可もない作品を量産する御仁であるが、時に『 百円の恋 』のような年間最優秀作品レベルの映画を時折送り出して…

『 ザ・ファブル 』 -トレイラーを極力観ずに鑑賞されたし-

ザ・ファブル 65点2019年6月23日 MOVIXあまがさきにて鑑賞出演:岡田准一 柳楽優弥 安田顕 山本美月監督:江口カン 岡田准一には雰囲気がある。オーラと言ってもいい。絵になる男である。殺し屋を演じるてもそれは変わらない。あとはヤクザ役と会社員役を…

『 母が亡くなった時、僕は遺骨を食べたいと思った。 』 -男はみんなマザコンだ-

母が亡くなった時、僕は遺骨を食べたいと思った。 65点2019年2月24日 東宝シネマズ梅田にて鑑賞出演:安田顕 倍賞美津子 松下奈緒 村上淳 石橋蓮司監督:大森立嗣 タイトルだけで物語が全て語られている。元はエッセイ漫画だったようだが、そちらは未見で…

『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』 ―独身はパートナーと、既婚者は配偶者と観るべし―

家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。 65点 2018年6月28日 梅田ブルク7にて観賞 出演:榮倉奈々 安田顕 大谷亮平 野々すみ花 監督:李闘士男 『電車男』と同じく、ネットの投稿が起源という珍しい作品である。しかし、数年後にはそれほど珍しくな…